初心者が伝わるチラシを作るコツは「5W1H」ではなく「3D」が大切

初心者がチラシを制作するには






チラシを作った事がない初心者が、チラシを作る時に抑えておくべき3つのポイント「3D」について解説します。

先日、新卒の部下に課題としてB4チラシを作らせてみたのですが、色々な意味でチラシとして機能しないであろうモノがあがってきたので、いくつかアドバイスをしました。

その時に「5W1H」の話をしたのですが、頭でわかっていても上手く整理できないと言っていたので、半分の3項目に減らし「3D」として説明したら、理解しやすかったようなので「チラシ制作の3D」について書いておきます。

チラシ制作の 5W1H について

ご存知の方が多いかと思いますが、念のため「5W1H」について説明しておきます。
チラシだけでなく、あらゆる広告媒体で必要な概念です。

チラシ制作の「5W1H」

5Wは「When」「Where」「Who」「What」「Why」で、1Hは「How」を指しており、伝えるべき情報を伝えたい相手に、的確に伝える為の基本概念となります。

  • When(いつ)
  • Where(どこで)
  • Who(誰が)
  • What(なにを)
  • Why(なぜ)
  • How(どのように)

5W1H を基準に考えられたチラシは、見る人に情報が伝わりやすくなります。逆に 5W1H を意識していないと、情報が伝わりづらいチラシになってしまいます。



チラシ制作の「3D」とは

チラシ作成の3D

「チラシ制作の3D」は、5W1Hの基本的な考え方を変えず、チラシ制作未経験者や初心者にも理解できるように簡略したモノです。

チラシ制作の 3D

  • 誰(Dare)に対して
  • どの(Dono)ようなメッセージを伝えて
  • どう(Dou)して欲しいのか

3項目に減りシンプルになりました。最初の「誰(Dare)」の項目が 5W1H で言うところの Who にあたり、次の「どの(Dono)」の項目が What にあたります。

最後の「どう(Dou)して欲しいのか」という項目は、5W1H には無い概念ですが、最も重要な考え方となります。

ユーザーに次の行動を促す

どれだけ見た目が良くても、「どのようなアクションを起こして欲しいか?」という事を考慮して制作しないと、チラシの効果は半減します。
「店に行けば良いのか? サイトにアクセスするのか? それとも電話をかけるのか?」とユーザーが迷うチラシは、コンバージョンが達成できず、クライアントの売り上げに貢献できません。

デザイナーはクライアントの先にいるエンドユーザーに対して、チラシを見てどのような行動をとって欲しいのか?という事を常に考えてデザインする必要があります。

3D は初心者でも理解しやすい

3Dは初心者でも理解しやすい

「チラシ制作の3D」について説明したら、新卒の彼も理解してくれて、むしろ5W1Hよりもわかりやすいと言っていました。日本語なのでわかりやす買ったのかもしれません。

自分がチラシを作るときは、5W1H を基準に考えますが、初心者にチラシ制作について説明する場合は 3D を基準に説明します。

上手く 5W1H をまとめれないと言う方がいたら、一度「チラシ制作の3D」で説明して見てください。きっと理解しやすくなると思います。

初心者が伝わるチラシを作るコツは「5W1H」ではなく「3D」が大切でした。







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