これからのデザイナーに必要なスキル「マーケティング視点」

これからのデザイナーに必要なスキル「マーケティング視点」






紙媒体の需要が減っていくなか、Web・動画制作やWeb広告などのデジタルメディアの需要は増える一方です。それに伴いデザイナーが携わる案件・作業も増えていくので、デザイナーは数年前より広い範囲の知識とスキルが求められています。

これまで印刷会社でデザイナーとして勤務してきた経験を踏まえ、今後デザイナーが身につけるべきスキルは「マーケティング視点」であると感じています。

なぜデザイナーに「マーケティング視点」が必要なのか?

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紙媒体・WEBに限らず、クライアントがコンテンツをメディアに掲載して発信するのは、ビジネス的な課題やミッションなど何かしらの理由があるからです。
その課題やミッションを解決するために広告戦略や商品開発というプロセスが必要で、それらの課題解決の手段として「デザイン」が存在していると思っています。

つまりは「デザインはマーケティング戦略の一工程」ということ。

印刷会社にありがちな「クライアント担当者が満足する絵づくりと、印刷可能なデータづくり」というゴール設定でデザインをしても、ユーザーの購買促進や行動喚起には繋がりません。

確かにデザイナーのミッションとして、クライアント担当者の好みや要望に応えることは大切ですが、本当に大切なのは、クライアントの先にいるユーザーの行動を予測して、ユーザーとクライアントの接点にあわせたデザインを考えることではないでしょうか。

従来、デザイン会社や印刷会社においてマーケティングは営業やディレクターの役割でしたが、今後ますます多様化すると思われるユーザーの行動やクライアントの要望に応えるためには、デザイナーも「マーケティング視点」を持つ必要があります。

どんな「マーケティング視点」が必要なのか?

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以前、デザイナーの役割を「クライアントのニーズにあわせたビジュアル制作」と言っていた方がいます。

私が勤務している会社でも、よく「クライアントは何て言ってるんですか?」と営業に聞いているデザイナーがいますが、こうしたやりとりを耳にするたびに「君こそ何言ってるんだ?」と言いたくなります。

なぜなら、クライアントの要望よりも「ユーザーは何を考えて行動しているか?行動しそうか?」をヒアリングをするべきだと思うからです。

もちろん、クライアントがフィーを支払うので、クライアントの要望に応えるのは当たり前です。
正当な対価を支払ってもらえるならば、クライアントが納得するデザインを出して当たり前なんです。でも、クライアントはその「当たり前」を望んでいるわけではなくて、その先にある「当たり前ではない当たり前」を望んでいます。

そうした「当たり前でない当たり前」を実現するためには、クライアントの要望を聞くだけでは足りません。クライアントがターゲットとするユーザーのニーズと行動、さらにはクライアントとターゲットの接点を予測し、どの接点で必要なデザインなのかを考えなければなりません。

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集客目的だとしても、WEBサイト・WEB広告・チラシ・DMなどメディアごとにデザインは変わるし、集客時、来店時、アフターなど時系列ごとに必要な情報やテイストも変わってきます。
接点にあわせた最適なデザインをアウトプットするためには「マーケティング視点」を持ってクライアントと向き合う必要があります。

マーケティング視点」と聞くと「3C・4P」「SWOT分析」などを想像するかと思いますが、それらのフレームワークは無理して理解する必要はありません。

そうしたフレームワークを利用して作られた広告戦略や販促計画のアウトプットとしてデザイナーの役割があること。そして、広告戦略の先には必ずユーザーが存在しており、常にユーザーの行動を想定しクライアントとの接点(タッチポイント)を理解・意識してデザインすること。

この2点は、最低限デザイナーが身につけておくべき「マーケティング視点」だと言えます。

  1. 広告戦略や販促計画のアウトプットとしてデザインがあることを認識する
  2. ユーザーの行動を想定しクライアントとの接点を理解・意識してデザインする

「マーケティング視点」を書籍で学ぶ

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デザイナーがマーケティングを学ぶのに最適な書籍を紹介します。

BtoBマーケティングが上手くまとめられているので、マーケティングに関わらない人でも読みやすい一冊です。筆者の実体験も交えて書かれているのもポイントが高い。

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SNSマーケティングに特化した内容になっており、基本的な知識から運用方法までわかりやすく解説しています。企業内でSNS担当をされている方や、今後SNSで情報を発信しようと考えている方にオススメです。

日本のマーケティングはアメリカの影響を強く受けていると聞いた事がありますが、こちらの書籍では中国ベンチャー企業のマーケティング手法が紹介されています。実践可能かは置いておいて、これまで無縁だった中国ベンチャー企業がこんなマーケティングを行っていたんだ!と、かなり興奮して読破してしまいました。是非一読してほしい一冊です。

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まとめ

最近、マーケティング関連の書籍やウェビナーにハマっていて、デザイナーもマーケティング感覚を持つ必要があると強く感じています。
デザイナーは「デザイン思考」とあわせて「マーケティング視点」を持つことで、より高いスキルを身につけることができるはずです。

「これからのデザイナーに必要なスキル『マーケティング視点』」でした。







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