今はカッコイイあのサイト、10年前はどんなデザインだったのだろう?そんな疑問に答えるサイトが「WayBack Machine」です。
WayBack Machine を使えば、Google・Yahoo・Amazon等の大手サイトから、地元の中小企業のWEBサイトまで、これまでにアーカイブされいてる過去のWEBサイトを閲覧する事が可能です。
デザインの参考にはなりませんが、WEBデザインの移り変わりを見る事ができるので、非常に面白いサイトだと思います。
目次
WayBack Machine
まずは、 コチラから WayBack Machine のサイトへ アクセスしてください。
見たいサイトのアドレスを入力するだけ
使い方はとても簡単で、サイトトップに表示される検索バーに、見たいサイトのアドレスを入力して Retern を押すだけ。
試しに Yahoo のアドレスを入力してみます。
見たい年代と月日を選択
ページ上部に過去からの年代順リスト、その下にカレンダーが表示されますので、好きな年代と月日を選択します。とりあえず2000年を選択して、カレンダーから3月1日を選択してみます。
過去のページが表示される
なんとなく見覚えのある、懐かしいページが表示されました(笑)
カレンダーでマークがある月日のみ、アーカイブを見る事ができます。大きいマークは、その日のアーカイブ数が多いことを意味しています。
10年前と現在のページを比較
Yahooのサイトを、10年前と現在で見比べて見ます。
10年前のYahoo!(2007年9月11日)
現在のYahoo!(2017年9月10日)
やはり10年前より現在のページの方が、見やすさ・使いやすさに対して圧倒的な配慮がされていると感じます。今じゃ考えられないですが、アンカーテキスト全部に下線が入っていたんですね…。
ニュース記事の扱いが10年前と大きく変わっているのは、時代というかムーブメントの変化でしょうか。ユーザーのニーズに併せてサイトリユーアルをしている事がわかります。
その他の過去サイト
その他、いくつかの過去サイトを紹介します。
Amazon(2007年)
楽天(2007年)
Google(2007年)
どのサイトも時代を感じますね。まさにタイムマシンに乗って過去に戻った感じで、その当時を思い出します。しかしGoogleは当時からほとんど変わらないデザインで、サービスを提供し続けているのは、流石だと思いました。
過去サイトから学ぶ事もありました
上記以外にも多くのサイトを調べて見て思ったのは、過去よりも現在のWEBサイトの方が格段に見やすくなっているという事でした。見た目のデザインだけでなく、ユーザビリティに配慮しながらリニューアルを積み重ねる事で、ユーザーのニーズに応え続け、現在のサイトに行き着いたのだと思います。
過去のサイトを見る事で、改めて「ユーザビリティ・アクセシビリティ」について考える良い機会になりました。
自分が担当しているクライアントや、自社サイトの過去を見る事で新しい課題が見つかるかもしれませんね。
まさにタイムマシン!WEBサイトの過去が見れる「WayBack Machine」でした。